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NC講座

これからNCを始めてみたいという方向けに、NCのやり方を説明しています。

Ⅰ.事前準備

1.シナリオ選定

まずは、どのシナリオをするのか決めましょう。
最初は、処理が細かく記載されている公式シナリオ、特に「死人工場」が楽だと思います。
しかし必ずしも「死人工場」でなくても構いません。
ちなみに私は最初に「最果の戯曲」掲載シナリオ「一途な奴ら」をしました。

基本ルールブックとサプリメント
ネクロニカの基本ルールブックとサプリメントは合計4冊。
NCをしたいと思うなら、購入を検討してみるといいですね。

・「基本ルールブック」
・「箱庭の物語」 ネクロマンサーサプリ
  ネクロマンサー向けのノウハウ、各種判定一覧表、追加手駒、手駒専用マニューバ、成長した姉妹向けシナリオ3つがあります。
・「歪曲の舞踏」 ESPサプリメント
  ESP関連の世界観、新クラス「サイケデリック」、各ポジション、クラス、強化パーツの追加データ、追加手駒、キャンペーン「黒白遊戯」
・「最果の戯曲」シナリオサプリ
  死後経歴表、目覚めの場所表、記憶のカケラα/β、中立者への未練、敵への未練、追加手駒、シナリオ、簡易シナリオパック
  ※記憶のカケラは、シナリオを作る時に便利です。

2.Q&Aや暫定解決の確認

可能であれば、事前に公式サイトの「Q&A」を見ておくといいでしょう。
「暫定解決」については、よく分からなければ「適用しない」と決めておけばOKです。

Ⅱ.卓募集

1.Twitterの場合

 1)必要事項の記入
  シナリオ名、日付、時間、形式(Tekey、discord、ボイセ、テキセ等)などを記載しましょう。
  もしも知り合いだけ集めたい場合は「FF内限定」の一言をお忘れなく。
 2)レギュレーション
  サプリ「歪曲の舞踏」、新クラス「サイケデリック」、盤上の駒の適用についての補足があったほうが親切です。
  特に盤上の駒については、対策出来ないなら禁止が無難です。
 3)初心者対応や見学者対応について
  初心者の対応が出来るなら、「初心者歓迎」のコメントを付けた方が親切です。
 4)時間帯
  Tweetする時は、実際に開始する時刻の少し前あたりがお勧め。
  ちょうどその時間帯が暇な人が見てくれます。
 5)根気が大事
  1回で集まらなくてもめげないというか、1回で集まることは稀です。
  何回か呟いてみましょう。
 6)連絡
  Skypeでもdiscordでも、相手にDMを送るとよいでしょう。
  万が一、相手がセッション時間に現れなかった再、DMをすれば気づいてもらえる可能性があります。

2.オンセンSNSの場合

今はオンラインセッション専用のSNS、TPRGオンセンSNSなどもあります。
ユーザ登録をして、募集を出してみてもよいでしょう。

Ⅲ.チャットグループ

Skypeの場合「すべてのユーザがチャットの履歴を利用できるようにする」をオンにしましょう。
そうしないと、後から追加で参加した参加者が履歴を見れないので注意しましょう。
discordの場合、サーバへの招待URLは公開しないようにしましょう。
勝手に人が入ってきて、荒らされる可能性があります。

キャラシは開始前までに用意を促すこと。
特に「たからもの」を取得し忘れる人は多いです。初期配置も要チェックです。
前日に「明日ですよ」とか、開始30分前くらいに「開始ですよ」を案内をした方が安全です。

Ⅳ.準備

1.手駒のデータ(必須)

手駒のデータは絶対に必要です。Excelなどに記入しておくと便利です。
最初は大変ですが、使い回しが出来るので段々、楽になります。

2.手駒の画像(必須)

「箱庭の物語」「歪曲の舞踏」「最果の戯曲」のカバー裏をスキャンするもよし。
あるいは ネットでフリー素材として公開されているものを探しましょう。検索例「ネクロニカ 手駒 画像」
私は主に、Pixivで公開されているものや、ブログで公開されているものなどをお借りしています。(「リンク」をご参照ください。)
時間がない時などは、Tekey公式サイトで公開されているポーン画像やネクロニカ公式サイトの画像を使ってもよいと思います。

3.バトルパート用MAP(必須)

公式のものは使用しづらいです。
ネットでフリー素材として公開されているものを使用するのがお勧めです。
Pixivなどが探しやすいのではないでしょうか。

4.背景や小物の画像

もしもあれば、それだけPLが場面を想像しやすくなります。
可能であれば、ネットで探しましょう。検索例「フリー素材 (キーワード)」

5.NPCの画像

無料のアバターサービスが沢山あります。どれかしらを使ってみてもいいでしょう。
あるいはネットで探しましょう。検索例「立ち絵 フリー素材」

Ⅴ.Tekeyの設定

0.Tekeyの紹介

昔あった「どどんとふ」というオンセ・ツールに似た使用のオンセツールです。
「どどんとふ」のセーブデータなどを流用して部屋を作ったりすることができます。
公式サイトにヘルプがあるので、まずはそちらを参照してユーザ登録をしましょう。

1.部屋の作成

サーバに入り「新しいルームを作成」から、ルームを作成しましょう。
その際、パスワードを設定しておくとよいでしょう。

2.MAP

バトルパートで使用するMAPを予め出しておく場合、先に設定してしまいましょう。

3.ステータス表

記憶のカケラの数、狂気点の回復数、せぼね、姉妹の構成によっては先読みや円舞曲、つめたいひかり欄があると便利です。

4.チャットパレット

場合によっては判定やカウント数があると便利です。
特にテキセや半テキセの場合は、文章も予め用意しておきましょう。

5.メモ

カルマや勝利条件を記載する用、ハウスルール等を記載すると便利です。

6.悪意点の計算

あらかじめ修復パーツ数(基本÷4/強化÷8)の値や寵愛点を計算して、用意しておきましょう。

あると便利なもの

1.ネクロマンサーの駒

PLに用意して欲しい駒のフォーマットがある場合は、そのサンプル駒として置くと便利です。

2.戦闘時のハウスルールをまとめたテキスト

戦闘の裁定を気にするPLもいるので、訊かれた時にさっと回答出来るよう、まとめてあると便利です。

3.未練用の共有メモ

駒と分けてあると、戦闘時にNCが未練を書き換えるなどして時間短縮が出来ます。

4.BGM

曲はmp3形式のみ適用可能です。

5.待合室

あらかじめ作成しておいた手駒を置いておくと楽です。

Ⅵ.進行

1.自己紹介

まずはメンバーの自己紹介をしましょう。
特にオンセの場合、メンバーの名前と声を一致させる効果が期待出来ます。

2.準備完了しているかどうかのチェック

オンセの場合、キャラクターの駒に数値が入っているかどうか、
その他欄に必要な情報は書きこまれているか、チャット欄の文字色設定は出来ているか等、
開始前に必要な準備が整ったのかどうかをPLに確認しましょう。

3.カルマ

カルマの発表を忘れることはよくあります。注意しましょう。

4.対話判定

初心者などは対話判定の申請を忘れることがあります。
その場合、それとなく気づかせてあげるとよいでしょう。

Ⅶ.終了後

1.記録

セッションにかかった時間、シナリオ名、人数、メンバー、形式などを記録しておくと、次に同じシナリオをまわす時にどれ位の時間が必要かの目安が分かりやすいのでお勧めです。

2.ログの取得

後から参照できるよう、Tekeyのログ取得機能でログを取る、セーブデータを取るなどしておくのがお勧めです。
公式サーバーでセッションをした際、数日かかる時なんかは必要になります。
取得する癖をつけておいた方がよいでしょう。

3.感想を書く

可能であれば、セッションの感想を書くといいでしょう。
参加者の方の感想を見かけたら、何かしら反応するといいでしょう。
他の参加者が、同じセッションに参加したメンバーを見つけて仲良くなりやすいというメリットなどがあります。
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